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デジタルアーカイブ「乳文化に関わる希少情報」プロジェクトメンバー

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平田昌弘 (帯広畜産大学畜産学部・准教授、牧野生態学・文化人類学)  → プロフィールへ
平田昌弘

〒080-8555 北海道帯広市稲田町西2線-11

E-mail: masa@obihiro.ac.jp


活動紹介

 ユーラシア大陸の様々な地域での乳文化について調査研究しています。現地に訪ねていって、実際に自分の眼で見た観察を基に、乳加工の体系を理解したり、その特徴を把握したりしています。最近は、乳文化の発達史についても検討しています。中国やインドなどの古文書を読み解いて、古代乳製品を再現実験したり、遺跡出土土器片・抽出有機物質から乳タンパク質を同定することにより乳利用の有無を判定したりするなど、乳の起原論や乳文化の発達史論についても研究しています。

業績リスト

著書・論文

・平田昌弘、2011.「モンゴル高原中央部における家畜群のコントロール-家畜群を近くに留める技法-」『文化人類学』(印刷中).

・平田昌弘、ヨトヴァ マリア、内田健治、2011.「ブルガリア中央部・バルカン山脈地域における乳加工体系-カビを利用した熟成チーズの発達史論考-」『Milk Science』(印刷中)

・平田昌弘・浦島匤、2011.「インドネシアの乳加工体系と乳利用」『Milk Science』60(1): 7-15.

・平田昌弘、2011.「搾乳の開始時期推定と乳文化一元二極化説」『酪農乳業史研究』5: 1-12.

・平田昌弘、2011.「ペルー南部アンデス高地の乳加工体系 -乳加工がなかった地域での乳加工-」『ヒマラヤ学誌』12: 123-131.

・平田昌弘、2011.「ヒマラヤ・ラダークの移牧の特質―農耕・牧畜・交易複合システム―」『ヒマラヤ学誌』12: 40-59.

・平田昌弘、2011.「栄養摂取からみた移牧民の高地適応戦略」奥宮清人編著『生老病死のエコロジー ― チベット・ヒマラヤに生きる』昭和堂、146-151.

・平田昌弘、2010.「北アジアにおける乳加工体系の地域多様性分析と発達史論」『文化人類学』75(3): 395-416.

・平田昌弘、ヨトヴァ マリア、内田健治、元島英雅、2010.「ブルガリア南西部の乳加工体系」『Milk Science』59(3): 237-253.

・平田昌弘、清田麻衣、2010.「フランス国中南部丘陵地帯の乳加工体系-オーヴェルニュ地域圏の酪農家の事例から-」『Milk Science』59(2): 103-114.

・平田昌弘、2010.「インド北部ラダック高地山岳地帯の移牧民の生業構造~ドムカル村における食料摂取の視座から~」『ヒマラヤ学誌』11: 61-77.

・平田昌弘、米田佑子、有賀秀子、花田正明、河合正人、内田健治、元島英雅、2010.「『斉民要術』に基づいた東アジアの古代乳製品の再現と同定」『Milk Science』59(1): 9-22.

・平田昌弘、岸川沙織、近藤昭彦、山中勤、開發一郎、ダムディン バトムンフ、本江昭夫、2009.「モンゴル高原中央部における植物の生育に影響を及ぼす自然環境の諸要因の分析」『沙漠研究』19(2): 403-411.

・平田昌弘、2009.「インド北部ラダック地区の乳加工体系」『ヒマラヤ学誌』10: 73-85.

・平田昌弘、2009.「コーカサスにおける乳加工体系-グルジア・アルメニアの農牧民の事例を通して-」『Milk Science』58(1): 1-14.

・平田昌弘、2009.「乳文化圏」日本沙漠学会編『沙漠の事典』丸善、76.

・平田昌弘、2009.「乳利用と牧畜」日本沙漠学会編『沙漠の事典』丸善、77.

・平田昌弘、2008.「発酵乳系列群からクリーム分離系列群へ発達史論~シリアの半農半牧民の事例から~」『沙漠研究』18(2): 57-65.

・平田昌弘、Aibibula Yimamu、2008.「中国新疆ウイグル自治区南西部における乳加工体系」『北海道民族学』4: 31-43.

・平田昌弘、2008.「アジア大陸における乳文化圏と発酵乳加工発達史」石毛直道編著『世界の発酵乳』はる書房社、174-197.

・Masahiro Hirata, Kazato Ohishi, Kanako Muramatu, Ichirow Kaihotu, Aya Nishiwaki, Jyoken Ishida, and Hiroyuki Hirooka, 2007. "Estimation of plant biomass and plant water mass through dimensional measurements of plant volume in the Dund-Govi Province, Mongolia". Grassland Science, 53(4): 217-225.

・平田昌弘、Aibibula Yimamu 、Tursunay Reyim、安沙舟、朱迸忠、花田正明、岡本明治、大久保正彦、風戸真理、本江昭夫、2007.「中国新疆ウイグル自治区昌吉市阿什里合薩克族郷における定住化政策と牧畜形態の変遷」『沙漠研究』17(3): 123-131.

・平田昌弘、2007.「モンゴル中央部における宿営地の季節移動システム-モンゴル牧畜民の定住化はあり得るのか?-」『沙漠研究』17(2): 71-76.

・平田昌弘、Aibibula Yimamu、2007.「中国新疆ウイグル自治区中央部における乳加工体系」『北海道民族学』3: 1-9.

・平田昌弘、内田健治、元島英雅、ダムディン バトムンフ、2007.「モンゴル国中央部における乳加工体系-トゥブ県・アルハンガイ県・ウブルハンガイ県での事例を通して-」『Milk Science』56(1) : 9-19.

・平田昌弘.2006.「アルタイ地域における乳加工体系-中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区での事例を通して-」『北海道民族学』2: 2-15.

・平田昌弘・開發一郎・ダムディン・バトムンフ・藤倉雄司・本江昭夫、2005.「モンゴル国ドンドゴビ県における宿営地の季節移動システム」『沙漠研究』15(3): 139-149.

・平田昌弘、2005.「インド西部の乳加工体系と乳製品流通」『沙漠研究』15(2): 65-77.

・Masahiro Hirata, Naoki Koga, Hitoshi Shinjyo, Haruhiro Fujita, Gustav Gintzbuuger, Jyoken Ishida and Akira Miyazaki, 2005. "Measurement of above-ground plant biomass, forage availability and grazing impact by combining satellite image processing and field survey in a dry area of north-eastern Syria”. Grass and Forage Science, 60: 25-33.

・平田昌弘・原隆一、2004.「イラン南部における乳加工体系の多様性」『沙漠研究』14(2): 115-120.

・平田昌弘、2004.「青蔵高原西部におけるチベット牧畜民の乳加工体系」『言語文化学会論集』22: 159-176.

・平田昌弘、2004.「青蔵高原東部における乳加工体系の変遷」『エコソフィア』14: 81-100.

・平田昌弘、2003.「ユーラシア大陸乾燥地帯における乳文化圏二元論」『西アジア考古学会』4: 21-30.

・平田昌弘、姫野友紀子、石田定顕、広岡博之、2002.「乳加工要素による伝統的乳加工体系・系列群分析-(1) 乳加工要素の抽出」『Milk Science』51(3) : 121-132.

・平田昌弘、2002.「アジアの伝統的乳製品とその乳加工体系を探る」『日本栄養・食糧学会誌』55(5): 291-293.

・平田昌弘、2002.「モンゴル国ドンドゴビ県サインツァガーン郡・デレン郡における乳加工体系」『沙漠研究』12(1) : 1-11.

・平田昌弘、2002.「中央アジアの乳加工体系一カザフ系牧畜民の事例を通して一」『民族學研究』67(2): 158-182.

・Masahiro Hirata, Naoki Koga, Hitoshi Shinjyo, Haruhiro Fujita, Gustave Gintzburger, and Akira Miyazaki, 2001. "Vegetation classification by satellite image processing in a dry area of north-eastern Syria". International Journal of Remote Sensing, 22(4): 507-516.

・Masahiro Hirata, Haruhiro Fujita, Jyoken Ishida, Masayuki Kitagawa and Akira Miyazaki, 1999. "Historical Changes in Grazing Forms of Arabian Pastoralists in Syria". Journal of Arid Land Studies, 9(4): 257-266.

・平田昌弘、真常仁志、北川政幸、石田定顕、小崎隆、宮崎昭、1999.「カザフスタン共和国の家畜生産と農民経営の動向」『沙漠研究』9(2): 125-134.

・平田昌弘、1999.「西南アジアにおける乳加工体系」『エコソフィア』3: 118-135.

・Masahiro Hirata, Haruhiro Fujita, and Akira Miyazaki, 1998. "Changes in grazing areas and feed resources in a dry area of north-eastern Syria". Journal of Arid Environments, 40: 319-329.

論文に準ずる出版物

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第8回 北アジア―モンゴルの遊牧民の事例」『New Food Industry』53(8): 75-86.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第7回 南アジア―インドの都市部・農村部の事例2:乳菓」『New Food Industry』53(7): 65-73.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第6回 南アジア―インドの都市部・農村部の事例1:乳のみの乳製品」『New Food Industry』53(6): 73-81.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第5回 南アジア―インドの牧畜民の事例」『New Food Industry』53(5): 75-91.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第4回 西アジア―イランの事例、および、西アジアの乳加工体系の整理」『New Food Industry』53(4): 45-52.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第3回 西アジア―シリアの都市部・農村部の事例」『New Food Industry』53(3): 61-69.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第2回 西アジア―シリアの牧畜民の事例」『New Food Industry』53(2): 59-67.

・平田昌弘、2011.「ユーラシア大陸の乳加工技術と乳製品 第1回 人類が出会った乳利用」『New Food Industry』53(1): 89-95.

・平田昌弘、2009.「中国内モンゴル自治区通遼市における現在の乳加工体系-定住したモンゴル農牧民世帯と漢族世帯の事例を通して-」『食品工学』52(21): 38-46.

・平田昌弘、2009.「「ミルク」を食べる―アジア大陸の人びとと乳製品のかかわり」『季刊民族学』129: 59-76.

・平田昌弘、2009.「ウシと乳がもたらす富」『月刊みんぱく』2009年1月号:4.

・平田昌弘、2005.「ミルク加工を求めて牧畜民を追う」『Arctic Circle』57: 14-17.

・平田昌弘、2004.「インド西部での都市や農村における乳製品とその加工技術-(後編)」『食の科学』312: 52‐60.

・平田昌弘、2003.「インド西部での都市や農村における乳製品とその加工技術-(前編)」『食の科学』310: 24‐32.

・平田昌弘、宮崎昭、1998.「シリアの都市や農村で利用されている乳製品」『食の科学』247: 46‐55.

本江昭夫 (帯広畜産大学畜産学部・教授、草地生態学)  → プロフィールへ
本江昭夫

〒080-8555 北海道帯広市稲田町西2線-11

E-mail: ahongo@obihiro.ac.jp


活動紹介

 草地の中で生育している植物の生態について研究しています。牧草の生産性や草地雑草の個体群変動などの研究を行ってきましたが、現在は草食家畜の採食行動におよぼす植物体の特徴について研究しています。このような研究テーマを発展させて、草食家畜の選択採食と乳製品の品質との関連性について研究することを考案中です。というのは、乳製品の風味は、草食家畜が採食する植物の成分特性の影響を強く受けることが知られているからです。

業績リスト

著書・論文

・Hongo, A., Toukura, Y., Choque, J.L., Aro Aro, J.M. and Yamamoto, N. (2007) The role of a cleft upper lip of alpacas in foraging extremely short grasses evaluated by grazing impulse. Small Ruminant Research 69, 108-114.

・Hongo, A., Zhang, J., Toukura, Y. and Akimoto, M. (2004) Changes in incisor dentition of sheep influence biting force. Grass and Forage Science 59(3), 293-7.

・Hongo, A. and Akimoto, M. (2003) The role of incisors in selective grazing by cattle and horses. Journal of Agricultural Science, Cambridge, 140(4), 469-477.

・Hongo, A. (1998) Selective grazing in pure and leaf/culm mixtures of herbage grasses by sheep. Journal of Agricultural Science, Cambridge, 131(3), 353-359.

・Hongo, A. and Oinuma, H. (1998) Effect of artificial treading on morphology and ethylene production in orchardgrass (Dactylis glomerata L.). Grassland Science, 44(3), 198-202.

・Hongo, A., Matsumoto, S., Takahashi, H., Zou, H., Cheng, J., Jia, H. and Zhao, Z. (1995) Effect of exclosure and topography on rehabilitation of overgrazed shrub-steppe in the Loess Plateau of northwest China. Restoration Ecology 3(1), 18-25.

・Hongo, A., Matsumoto, S., Takahashi, H., Zou, H. and Cheng, J. (1993) Effect of mounds of Cansu mole-rat (Myospalax cansus Lyon.) on shrub-steppe vegetation in the Loess Plateau, north-west China. Journal of Japanese Society of Grassland Science, 39(3), 306-316.

・Hongo, A. (1989) Trasplant survival of Rumex obtusifolius L. and Rumex crispus L. in three old reseeded grasslands.Weed Research, 29(1), 13-19.

・Hongo, A. (1989) Survival and growth of seedlings of Rumex obtusifolius L. and Rumex crispus L. in newly sown grassland. Weed Research,29(1),7-12.

・Hongo, A. (1988) Effect of cutting on growth and seed production of Rumex obtusifolius L. and Rumex crispus L. in eastern Hokkaido.I. Cutting at different maturing stages and different heights with respect to transplanted plants. Weed Res., Japan, 33(1), 1-7.

・Hongo, A.(1986) Infestation of Rumex obtusifolius L. and distribution pattern of its individual plants in sown grasslands in eastern Hokkaido. Weed Res., Japan, 31(4), 300-305.

・Hongo, A., Oohara, H. Appadurai, R.R. (1975) Studies on the influence of nitrogen on the productivity of tropical herbage plants in Sri Lanka. Res. Bull. Obihiro Univ., 9(2), 307-334.

稲村哲也 (愛知県立大学文学部・教授、文化人類学) 
(準備中)
三宅裕 (筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻)  → プロフィールへ

茨城県つくば市天王台1-1-1

E-mail: yutakam@histanth.tsukuba.ac.jp

活動紹介

 西アジアにおける農耕牧畜の起源とそれが社会に与えた影響を考古学的に解明することを目指しています。これまで、トルコ、シリア、ヨルダンなどで考古学的調査に携わってきましたが、近年はトルコ共和国南東部で新石器時代の遺跡の発掘調査をおこなっています。

乳利用に興味を持ったのは、発掘調査の際に現地の村に長期間滞在したことがきっかけでした。たくさん家畜を飼っているのに、彼らが肉をそれほど消費せず、そのかわり乳製品をさかんに食べていることを不思議に思ったからです。今では、乳利用が家畜飼育の意義を飛躍的に高めた画期的なものであったと確信し、新石器時代にはすでに始まっていたと考えています。

 現在発掘調査をおこなっているサラット・ジャーミ・ヤヌ遺跡では、出土した動物骨の分析から、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギが家畜として飼われていたことが明らかになっています。乳利用が始まっていた証拠がないかいろいろな資料を検討しています。現在注目しているもののひとつに土器があります。この遺跡からは西アジアでも最も古い土器が出土していて、土器の胎土の中に乳由来の有機物が残っていないか、様々な研究者と協力して探っています。また、発掘調査で現地に出かけた際には、機会を見ては乳製品や乳製品製造に係る道具類の収集なども進めています。

業績リスト

三宅 裕「乳を食べる人々 -西アジアの乳製品-」『食文化 -歴史と民族の饗宴』[悠書館] 198-214頁。2010年3月

三宅 裕「古代メソポタミアにおける乳利用と乳製品」『Bulletin of Ancient Orient Museum』XXVIII号  39-51頁。2009年12月

三宅 裕「西アジアからみた弥生文化の家畜飼育」『弥生時代の考古学5 食糧の獲得と生産』[同成社] 143-155頁。2009年9月

三宅 裕「家畜化をどう捉えるべきか ―動物考古学の研究動向から―」『西アジア考古学』第4号 3-12頁。2003年3月

三宅 裕「The Walking Account:歩く預金口座 ―西アジアにおける家畜と乳製品の開発」 『現代の考古学3 食糧生産社会の考古学』[朝倉書店] 50-71頁。1999年11月

三宅 裕「西アジア先史時代における乳利用の開始について ―考古学的にどのようなアプローチが可能か―」 『オリエント』39巻2号 83ー101頁。1997年3月

サラット・ジャーミー・ヤヌ遺跡
http://www.histanth.tsukuba.ac.jp/~tap/scy_JP/index.htmll

本郷一美 (総合研究大学院大学・准教授、動物考古学) 
(準備中)
風戸真理 (神戸山手大学・現代社会学部・非常勤講師、文化人類学)  → プロフィールへ
風戸真理

〒650-0006 神戸市中央区諏訪山町3-1

E-mail: kazatomari@gmail.com


活動紹介

モンゴルをはじめとしたユーラシアの遊牧民の社会を対象として、人類学的なフィールドワークの手法で、生業である牧畜をめぐる社会変化のあり方を調査研究してきました。現在は、物質文化すなわち銀製品、フェルト、乳製品の加工や保存のための道具などに注目し、その生産技術、使用方法、所有あり方を、国家の政治経済の変化との関係のなかで解明しようとしています。

業績リスト

著書・論文

・風戸真理(2009)『現代モンゴル遊牧民の民族誌』世界思想社:京都、pp.335。

・風戸真理(2008)「モンゴル国における土地私有化政策とローカルな実践 -冬用キャンプ地の扱いをめぐる変化より」『エコソフィア』、京都:昭和堂、20: 81-96。
[PDFファイル]

・KAZATO, M. (2007) Management and Evaluation of Livestock under Socialist Collectivization in Mongolia. X. SUN and N. NAITO (eds.), In ASAFAS Special Paper No.10: Mobility, Flexibility, and Potential of Nomadic Pastoralism in Eurasia and Africa, Kyoto: Nakanishi Printing, pp.53-62.
[PDFファイル

・KAZATO, M. (2006) The state policy and herders' right to winter camps (o'voljoo) in postsocialist Mongolia, Vestnik Buryatskogo Universiteta (Bulletin of the Buryat State University). Buryat State University, Department of the Oriental Studies, Ulan-Ude. 18(2): 129-138.
[PDFファイル

・風戸真理(2006)「遊牧民の離合集散と世話のやける家畜たち-モンゴル国 アルハンガイ県におけるヒツジ・ヤギの日帰り放牧をめぐる労働の組織化と群れの管理-」『アジア・アフリカ地域研究』6(1):1-43。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/publication/2006_1.html
[PDFファイル

・風戸真理(2006)「商品世界からこぼれ出る家畜-社会主義期および市場経済化期のモンゴル国における家畜の個体性と意味-」『人文學報』93:25-55。
[PDFファイル

・KAZATO, M. (2005) How Mongolian pastoralists manage their herds of sheep and goats: herd formation and control for the daytrip herding in Arkhangai province, Mongolian statec Mongolian Journal of Anthropology, Archaeology and Ethnology. 1(1): 113-120.
[PDFファイル

・風戸真理(2003)「市場経済へ移行する社会における地方に暮らす人々の適応実践-モンゴル国ドルノト県バヤンドン郡の牧畜制度と教育制度の事例より -」『モンゴル研究』21:47-67。
[PDFファイル

・風戸真理(1999)「遊牧民と自然と家畜~遊動と家畜管理~」島崎美代子 ・長沢孝司編『モンゴルの家族とコミュニティ開発』日本経済評論社、 pp.21-50。
[PDFファイル]

論文に準ずる出版物

・風戸真理(2010)「モンゴル牧畜社会における銀製品-その経済的な価値と文化的な価値」Kyoto Working Papers on Area Studies, No. 87, JSPS Global COE Program Series 85 In Search of Sustainable Humanosphere in Asia and Africa。
[PDFファイル]

・風戸真理(2008)「モンゴル牧畜社会における銀製品」『生態人類学会ニュースレター』13:5-9。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ecoanth/index.html

・風戸真理(2008)「世界のくらしと文化-モンゴル国(1)見えない差異-モンゴルの言語とモンゴル人の名前から」『人権と部落問題』779:60-66。
[PDFファイル]

・風戸真理(2008)「世界のくらしと文化-モンゴル国(2)モンゴル遊牧民の自然観-自然に対する畏怖とナーダム」『人権と部落問題』780:66-71。
[PDFファイル]

・風戸真理(2008)「世界のくらしと文化-モンゴル国(3)異文化としての日本 -モンゴル遊牧民の視点から」『人権と部落問題』781:60-65。
[PDFファイル]

・平田昌弘、Aibibula Yimamu 、Tursunay Leyim、安沙舟、朱迸忠、花田正明、岡本明治、大久保正彦、風戸真理、本江昭夫(2007)「中国新疆ウイグル 自治区昌吉市阿什里合薩克族郷における定住化政策と牧畜形態の変遷」(資料・報告)『沙漠研究』。
[PDFファイル]

・風戸真理(2006)「モンゴル研究への苦難の道のり」京大探検者の会『京大探検部-1956年から2006年まで-』東京:新樹社。
[PDFファイル]

・KAZATO, M. (2005) What is the O'voljoo for Mongolian herders?: The right to land in pastoral regions in postsocialist Mongolia, Kozo HIRAMATSU ed., In The Proceedings of The 21 COE symposium "Coexistence with Nature in a 'glocalizing' world-Field Science Perspectives-", Kyoto University, pp.239-246.
(http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kusymp/poster.html)
[PDFファイル]

・風戸真理(2002)「モンゴル国の地方に暮らす人々の遊牧と定住をめぐる移動と世帯間協力:ドンドゴビ県デレン郡の一家族の生活史を中心に」『リトルワールド研究報告』18:49-77。
[PDFファイル]

・風戸真理(2002)「家畜の個体性はいかに認識されるのか」『生態人類学会 ニュースレター』8:9-10。
http://ecoanth.main.jp/

・風戸真理(2000)「モンゴルのヒツジ・ヤギ放牧群の日帰り放牧の成立機構:放牧群の流動的な編成と群れ管理技術」『生態人類学会ニュースレター』 6:5-6。
http://ecoanth.main.jp/

・風戸真理(1996 )「『日本の学生』モンゴルに行く!~日本の子どもがうちに来た~」山田勇編『フィールドワーク最前線』弘文堂 pp.265-286。
[PDFファイル]

清田麻衣 (チーズ生産地探訪家)  → プロフィールへ
清田麻衣

E-mail: allez_a_la_ferme@yahoo.co.jp


活動紹介

主にフランスのチーズ生産者を訪ね、写真とビデオで現地を撮影している。ときに乳搾りやチーズ造りも住み込みで行い、その経験と記録をもとに、現地の様子を日本のチーズ好きに紹介している。

2009年秋より10ヶ月間フランスに滞在し、うち8ヶ月間にわたって、MOF(フランス国家最優秀職人)の一人、ロドルフ・ル・ムニエ氏が経営に携わる現地のチーズ店「Les Fromages du Moulin」に丁稚奉公し、販売と熟成を学んだ。

業績リスト

清田麻衣、2011.「フランス チーズ事情1 コンテ(前編)」『New Food Industry』53(2):68-75.

清田麻衣、2011.「フランス チーズ事情2 コンテ(後編)」『New Food Industry』53(3):70-77.

清田麻衣、2011.「フランス チーズ事情3 ロックフォール」『New Food Industry』53(4):53-62.

清田麻衣、2011.「フランス チーズ事情4 サントモール・ド・トゥーレーヌ」『New Food Industry』53(5):82-91.

平田昌弘、清田麻衣、2010.「フランス国中南部丘陵地帯の乳加工体系―オーヴェルニュ地域圏の酪農家の事例から―」『Milk Science』59(2): 103-114.

写真とビデオによる個展「ヤギのチーズづくり」、「サレール、サレール、サレール」を開催

チーズ専門店フェルミエにて「サレール」のビデオ放映会を開催